トルコの猫は知っている。痛くなったら病院に行けば治してくれることを | ニコニコニュース
猫にやさしい国として知られているトルコでは、猫たちの間でも「具合が悪くなったら病院で見てもらう」が常識になっているようだ。
トルコでは、国や自治体が定めた動物保護法により猫や犬たちが官民一体となって守られている。そこにいるのは野良猫ではなく、地域猫なのだ。
ある日、トルコ北西部にあるブルサの動物病院に、怪我をした猫が自ら助けを求めてやってきた。その様子は監視カメラにとらえられていた。
足を引きずりながら病院の入り口から入った猫は、すぐにスタッフにより治療が施された。
3月27日、ブルサ県の小さな町、オルハンガジにある「ドゥル動物病院(Duru Veterinary Clinic)」に設置されている監視カメラは、茶トラ柄の猫の姿をとらえた。
その猫は、ゆっくりと道路を渡って、一直線に動物病院へ向かってきた。脚をひきずるように歩いており、どうやら怪我をしているようだ。
猫が動物病院の入り口の前に立つと、中からスタッフがドアを開けてくれた。病院の外に座っていた女性スタッフたちも急いで中へと入っていく。
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この猫は、怪我をしたので治療を求めて自らこの病院を訪ねてきたのだ。
すぐに適切な治療を受けた猫
猫は右後ろ足の骨折と皮膚の裂傷を負っていた。おそらく交通事故に遭ったのだろう。獣医らはすぐに猫に適切な治療を施した。
骨折した足にギブスを巻き、去勢手術も行った。手術後、猫は回復室で静養しており、健康状態を取り戻しているという。
スタッフは猫に「ガリバー」という名前を付けた。ガリバーは人間に対して非常に友好的で甘えん坊だ。スタッフはガリバーのことを可愛がっている。
ガリバーの話題はインターネット上で拡散され、多くの人々から感動や応援の声が寄せられた。また、ガリバーを引き取ってくれる里親候補も現れたそうだ。
(出典 news.nicovideo.jp)
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